取材場所は水島臨海鉄道の三菱自工前駅から200mほど東にある踏切です。
水島コンビナートの工場群の広々とした敷地の間を、緩やかにカーブしながら終点に消えていく線路が印象的な場所です。
この踏切内の空間と夏の下校シーンを組み合わせた構図を作る際に、モニター上の画像だけではリアリティがイメージできず、後日その踏切に行ってモデルさんに実際に立ってもらいました。
列車と車に十分注意しての短時間での突撃取材でしたが、リアルに記憶に残る「夏の記憶」となりました。

※第74回岡山県展出品作品